チアダンスの笑顔と元気でサカイを応援!

さかいスポーツカタログ

チアダンスの笑顔と元気でサカイを応援!

チアダンス講師はいつ頃から始められたんですか?

講師としては20年目で、以前から舞台などでチアダンスやバトントワリングをやっていました。始めた当時チアダンスは今ほどメジャーではなくて、ここ10年ほどで本格的にスポーツになっていったものなので、私がやっていた頃とは少し違うんです。

チアダンスの魅力を教えてください。

チアダンスは応援する競技なので、相手も自分も元気になることが最大の魅力ですね。誰かを応援するときは、まずは自分が元気でないといけないので、笑顔だったり、声出しだったり、メリハリだったり…いろんな部分に元気になれる要素があります。

講師歴20年とお伺いしましたが、指導する上で大切にしていることを教えてください。

「努力をすること」それ自体に価値があるので、上手くなるということよりも、常日頃から一歩挑戦する手助けをしたいと思って取り組んでいます。 20年もやっていると子供たちも随分変わってきて、昔は比較的がむしゃらに練習する子が多かったんですが、今の子は慎重で、ある意味頭が良いので、無駄を省こうとしているなという印象をもつこともあります。でもそれはもったいないなと思っていて、体を動かすことに関しては失敗してみないとわからないこともたくさんあるので、臆病にならずに堂々と失敗できるような指導の仕方を心がけています。あとは、練習の目標である本番を大事にしています。人は皆、生きている中で、挑まなくてはならない時が必ずあります。本番を通して、一人一人が責任をもって挑戦すること。結果がどうあれ、子供時代のその様な体験は、未来への財産になります。そのため、特に本番に挑戦する機会を大切にしています。

コロナ禍での変化はありましたか。

生徒さんが半分くらいになってしまいましたね。日本の特徴なのかもしれないですが、最初にカットされるのが芸術とスポーツなので、子どもがどんなにやりたいと言っても、親御さんの理解が得られないと続けることが難しいということは実感しています。子どもといえど一競技者です、競技者にとってそのスポーツがいかに大切なものなのか、大人から理解を得ること自体に課題を感じているのが現状で、目標にしていた舞台も緊急事態宣言で簡単に中止になってしまうことも多く…。でもやっぱり青春時代は一瞬で、一度の舞台で人生が変わることもあります。一つ一つの目標や舞台をより大切にしたいと思うようになりました。

2021.10.08 UPDATE