
さかいスポーツカタログ
スポーツを通して仕事の垣根を超えた人とのつながりを実現する「武蔵境自動車教習所 野球部」
武蔵境自動車教習所の野球部はどういったチームですか?
武蔵境自動車教習所で働いている社員、約15人で活動しています。月一回のペースで練習や練習試合を行っています。現在は、多摩武蔵野杯という教習所リーグに所属しています。リーグでは、年に1回ずつ試合をして優勝を決めます。緊張感をもって練習しないと面白くないので、目標や区切りを持つ、という意味もあります。前回大会では優勝したんですよ。社会人チーム独特のルールだと思いますが、試合で人が揃わなかった時は、ピッチャー以外は他のチームから助っ人をお願いできるんです。教習所なので、全員お休みって日が無くて、9人揃えること自体が難しいことも多々あります。それはお互い様って感じですね。

コロナになってから変わったことはありましたか?
昨年から試合が中断してしまいました。練習も満足にできないときが多かったので、コロナが明けたらまたみんなで楽しく練習したいですね。昼休みとか、空いた時間に少しキャッチボールするくらいでいいんですよね、少し体を動かすだけで全然違う。できることから少しずつ再開していきたいです。あとは、忘年会とかバーベキューとか、他のチームとの交流もなくなってしまったので、早くまたみんなで集まりたいです。

活動をしているうえで大切にしていることはありますか?
楽しく活動することですかね。職場の中の先輩、後輩は関係なしに、一つのチームのメンバーとして和気あいあいとした雰囲気の中で活動しています。仕事だけではなくて、そういった社員同士の人と人の繋がりを大切にしたいと思っています。

個人的には、先代監督の想いを引き継いでいるつもりです。実は部ができてから30年くらいの歴史があるんですけど、自分が入部した頃は、野球部存続の危機みたいな状況で、一緒に盛り上げていった思い出があります。野球のことやこのチームのことが大好きな方で、自分も基礎から教えていただいたんです。今でもその方の言葉や教えは大切にしています。後輩たちにもこの想いは責任をもって引き継いでいきたいですね。
